みなさんこんにちは、こんばんは。
本日は、クラウドについてご紹介したいと思います。クラウドって単語だけ知っているけど詳細は知らないとか、結局よく分からないとかいう方多いんではないでしょうか。現に自分もそうでした。今回はなんとなく理解するとして、ざっくりと概要をご紹介したいと思います。
クラウドとは
クラウドとは、「インターネットを通じてデータやサービスを必要な時に必要なだけ利用する」仕組みのことです。
と言われてもあんまりイメージがわかないかと思います。もっと砕けた説明をすると、「どっかの誰かが作ったサービスを、ネット上から好きに使える」という事です。それで、「サービスを使った分だけ後からお金払ってね」という料金形態であることが多いです。
利用者からすると雲のように実態が無いように見えるので、クラウドと言われているという説もあります。

クラウドのサービスの種類
クラウドのサービス形態には大きく三種類あり、IaaS、PaaS、SaaSと呼ばれます。
これらは、使えるサービス(提供しているサービス)の管理範囲によって変わります
物理的なサーバとOSだけクラウド事業者で準備するから、あとアプリとか載せるなら自由にしてね、という形態や、アプリケーションまでもクラウド事業者側で準備したから、ユーザはサービスだけを自由に使ってね、という形態などです。

どっちがいいとか悪いとかではなく、要件に合わせてどの形態のサービスを使うかを決める必要があります。色々カスタマイズして使いたい!という場合は、後者に書いたようなこれだけ使ってねとまるっと提供されては困ります。
逆に、カスタマイズとかはいいからとりあえず簡単にサービスだけ使いたい(自分で作ったサーバからメールを送信したいけど、メールサーバを準備するのはめんどくさい!みたいなパターン)の時はまるっと提供してもらう方が助かります。
クラウドの利点
上記したようにさまざまなサービスを、使いたい時に使いたいだけ利用することができます。
利用者からすると、運用負荷がぐんと下がります。今までは物理的なサーバを購入して、結線してネットワークを繋げて、アプリケーションを開発して、ようやくサービスを提供できます。
クラウドサービスを利用することで、要件によってはユーザ側の負担はほとんどなくなります。アプリケーションの開発にだけ集中することができます。
また余談ですが、昔はサーバが物理的に壊れたらデータセンターにダッシュすることもありました。物理機器の管理は不要になるのでそんなことはありません。運用者からすると非常にありがたいです。
いかがでしょうか。なんとなくクラウドについて理解いただけましたでしょうか?クラウドによっては一部無料で使えるものもあったりするので、興味があれば一度ぜひ使ってみることをお勧めします。習うより慣れろ、だと思います。ぜひクラウドの多様さを感じて見てください。